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アクスルシャフトの錆について

アクスルシャフトなどの外観部品へWPC処理をすると、錆びが発生する場合があります。保管環境、走行環境、元の材質、加工にも影響し、場合によってはかなり赤錆が発生する場合もあります。
WPC処理はクリーニング効果がありますので、素材に付着染み込んだゴミ、異物、油を綺麗に取り除き、丸裸にして酸化しやすい状態になります。またディンプル効果によって表面積が増えて錆がより目立ちます。
当処理して錆びが発生した場合は、表面上の酸化が殆どですので、未処理で錆が発生した場合に比べ、母材への侵食は少ないですが、跡が残る場合があります。
WPC処理後にハイパーモリショットする事により、モリブデンによって多少錆びを抑えられますが、元々、防錆効果を狙った処理ではありませんので、効果の保証は出来かねます。
湿気の少ないガレージ等で保管するなど配慮して頂き、以上ご留意の上、ご依頼願います。